「活動成果報告会/2023年(オンライン開催)」のお知らせ
モーリシャスで始まったマングローブ生態系解明の新しい試み 商船三井が創設した基金によって、モーリシャスのマングローブ生態系の調査が開始されました。このプロジェクトは、モーリシャスにおけるマングローブ生態系の状態を解明し、それに基づいて持続可能な利活用を支援することが目的です。モーリシャスの皆さんは、マングローブやアマモなどの海草、サンゴ礁などへの関心が高く、多くのNGOもそれらの保全や調査活動を行っています。私たちのプロジェクトは、モーリシャスのNGOと一緒にマングローブ生態系の保全に関する基礎的な知見を集積すると同時に、それらの活動が持続可能に行えるように人材を育成することも視野に入れています。調査は、従来からの方法に加え、最新的なLiDAR-SLAM法(Light Detection And Ranging- Simultaneous Localization and Mapping:光による検知・測距を用いた自己位置推定とマッピングの同時実行)によりマングローブ林を3次元で可視化すること、無撹乱で土壌採取が行えるジオスライサーを用いてマングローブ林の土壌堆積物の詳細な構造を解明することなど、マングローブ生態系の解析には世界的に新しい試みも行われています。それらの成果の一部は2022年12月に開催された第28回日本マングローブ学会年次大会のシンポジウムで報告され、2023年3月には同学会の学会誌であるMangrove Science の14号に2編の論文として掲載されました。 なお、2遍の論文は日本マングローブ学会のホームページにて閲覧することができます。 http://www.mangrove.or.jp/gakkai/subpage/gakkaishi/vol_14.html (文責:国際マングローブ生態系協会) 計測風景と点群取得状況(取得幅0.5mの断面表示)(山本敦也氏提供)
2023年度活動プロジェクト詳細ページが更新されました。
モーリシャスの現地事情を反映致しまして、募集要領の2.助成対象(1) 助成対象団体のE項を以下の通り変更し、5.応募方法(2)申請書類のD項を変更、E項を追加することと致しました。 申請書、募集要領、申請書記入例に就きましても、上記変更を反映したVersion 1.1を本Websiteに掲載しておりますので、応募の際には変更後のVersion 1.1をご利用下さい。 応募をご検討頂いている方々にはご不便をお掛けする形となり申し訳有りませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
2.助成対象 (訂正前) (1) 助成対象団体・・・以下A~Eを全て満たすもの E.Mauritius Council of Social Serviceの機関の登録を受けていること。
(訂正後) (1) 助成対象団体・・・モーリシャス共和国にて登記している組織・団体はA~E項の全てを満たすことが必要。 登記地がモーリシャス共和国以外の組織・団体についてはA~D項を満たすことが必要。 E.モーリシャス共和国に登記している組織・団体はThe Registration of Associationの登録を受けていて、National CSR Certification Numberを提出すること。
5.応募方法 (2)申請書類 訂正前:D. 推薦書、および Mauritius Council of Social Service の登録証 訂正後:D. 推薦書 E. モーリシャス共和国に登記している組織・団体はThe Registration of Associationの証書及びNational CSR Certification Number