特定非営利活動法人
国際マングローブ生態系協会

<マングローブ>

国際マングローブ生態系協会は、1990年に設立された国際的なNPOです。設立以来、世界各地でマングローブの再生・保全活動だけでなく、調査・研究、普及・啓蒙・研修活動やそれらに関連する情報発信等を行っています。

活動内容

モーリシャスの沿岸域に発達するマングローブ林は、自然環境が大きく改変された同国で、わずかに残された自然の森林生態系です。それらは面積的に小さく、点在し、極めて脆弱な生態系です。2020 年の座礁事故の油汚染では、沿岸生態系の一部が大きな影響を被りました。それを契機にNGO や地域住民がマングローブ生態系の保全の重要性に気づき、様々な行動を起こし始めましたが、学術的な知識や経験は十分とは言えません。本申請は、住民主体の活動に協働し、技術的な支援を通じての人材育成を目的とし、同国の環境特性に合わせたマングローブ林の保全・再生のマニュアル作成と、持続可能な利活用に関するガイドライン作りに資することにあります。なお、本事業はコロナ下の現況を踏まえ、現地と遠隔の両方で実施し、得られた成果は国内外に発信することで、隣接するマダガスカル、セ-シェル等でのマングローブ生態系の保全・再生のためのモデル化も目指したいと考えています。

当基金による助成プロジェクトの成果が、日本マングローブ学会の学会誌Mangrove Science 14号に掲載されました。

活動期間

2022年より5年間

活動報告書

2022年度活動報告書 [活動成果報告会/2023年]の様子はこちら

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