カリムジー・ファウンデイション

<サンゴ礁>

カリムジー・ファウンデーションは、カリムジー・グループのCSR活動を展開する慈善団体です。その活動は、貧困削減と環境保護という2つの戦略的柱に基づいています。いくつかの社会的包摂プロジェクトと並行して、当財団は環境保護と回復を目的とした、陸と海洋両方の生態系プロジェクトを実施しています。

活動内容

当プロジェクトは、モーリシャス南東部のラ・カンビューズ・ラグーンの海洋生態系を大規模(100㎡)に回復することを目的としています。この復元は、絶滅の危機に瀕している海洋生物多様性の保全、地元住民の生活保護、海岸浸食の防止に役立ちます。今回実施するサンゴの養殖技術は、科学的な生物多様性調査と、この地域で成功したパイロット・プロジェクトをもとに設計しました。サンゴの断片を移植するための基盤を用意し、自然な成長を促進するために、人工構造物を海に設置し、波よけと魚の生息地の両方の役割を果たす見込みです。サンゴの移植は、近隣のラグーンから現存するサンゴ礁を傷つけることなくサンゴの断片を採取し(3~5種)、移植します。さらに、海洋生態系とその炭素吸収能力を支援するため、海草の増殖に関する研究も実施します。移植された断片と自然の新芽の生存と成長は、科学的にモニターしていきます。プロジェクトの持続可能性を確保するため、地域コミュニティ、学校、漁業者、船長を対象とした啓発セッションを開催します。そして、モーリシャスの海洋環境についての知識を地元住民の方々にも身に着けてもらえるよう、サンゴの生態系に焦点を当てた啓発用モバイルアプリも開発する予定です。

活動期間

2023年より3年間

活動報告書

  • 活動の報告は随時こちらに掲載いたします。

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